突然の豪雨にご用心!
- seakey23
- 6月29日
- 読了時間: 3分
こんにちは、杉山です。
いつもご愛顧いただき、ありがとうございます!
ここ数年、「ゲリラ豪雨」「線状降水帯」「局地的大雨」
といった言葉を耳にする機会が増えています。
短時間に狭い範囲で降る大量の雨は、想像以上のダメージを住まいにもたらします。
特に屋根は、雨の直撃を受ける最前線です。
実は局地的な雨が原因で、屋根にトラブルが発生するケースが少なくありません。
今回は、そんな突然の雨によって起こりうる屋根被害と、
被害を防ぐための対策についてお伝えします。

【局地的な雨で起こる屋根の主な被害とは?】
1:雨漏りの発生
局地的な豪雨では、通常の雨では影響のない微細な隙間からも
雨水が侵入しやすくなります。
瓦のずれや劣化したコーキング、棟板金の浮きなど、
わずかな不具合が一気に被害につながることもあります。
天井にシミができたり、室内にポタポタと雨が垂れてくるようであれば、
早急な点検が必要です
2:排水不良による逆流・浸水
雨どいの詰まりや傾き不良により、水が屋根の上にたまって
逆流してしまうケースもあります。
屋根材の裏側に水が回ることで、構造材や断熱材を傷めるケースも考えられます。
さらに、外壁との接合部から水が侵入し、壁内部の腐食を招くこともあり、
注意が必要です。
3:強風と複合被害
局地的な雨は突風を伴うことも多く、瓦の飛散やスレートの破損が発生しやすくなります。雨と風がセットになると、より深刻な被害になりやすく、
被害箇所からの雨水侵入が拡大するリスクも高まります。

近年の異常気象により、降水量や風速の極端さが増しています。 従来の気候では想定されていなかったような短時間・高強度の雨に
古くなった住宅の屋根は耐えきれない場合があります。
また、局地的な雨はピンポイントで被害をもたらすため、
「うちの地域は大丈夫だったから」と安心して点検を怠ると、
気づかぬうちに被害が進行していることも・・・。
築10年以上経過した屋根は、見た目には問題がなくても
内部にダメージを抱えている可能性もあるので
気になる方は一度、専門家に見てもらうことをおすすめします。
上記のような被害を防ぐためには、
年に一回の定期点検を実施することや、雨樋の掃除や補修を行うことが大切です。
点検の際に、問題を見つけた場合には、早めの補修とメンテナンスで
被害の拡大を事前に防ぎましょう。
局地的な雨は、いつ・どこで起こるかわからない自然災害です。
被害を最小限にとどめるためには、日頃の備えと小さな変化を見逃さないことが
何よりも大切です。
杉山では、屋根の無料点検や雨どい清掃、部分補修のご相談も承っております。
「最近、雨が多くて不安」「前の大雨の後から天井にシミが…」といったお悩みがあれば
ぜひお気軽にご相談ください。
地域密着の工務店として、皆さまの住まいをしっかりとお守りします。

屋根、壁、屋上、附属部分のお悩みやご相談がございましたら
いつでもお気軽に杉山へお問合せください。


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