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​(株)杉山のブログ

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「まだ大丈夫」が一番高くつく理由

  • seakey23
  • 6 日前
  • 読了時間: 4分

こんにちは、杉山です。

いつもご愛顧いただき、ありがとうございます!

今回は、外壁・屋根塗装を先延ばしにした家の話をご紹介いたします。



外壁や屋根の塗装について相談を受けているとよく耳にする言葉があります。

それは「まだ大丈夫だと思っていて」という一言です。


「見た目はそこまで悪くないし、雨漏りしているわけでもない。」

「急いで工事をするほどではない気がする。」

そう考えるのは、とても自然なことだと思います。


実際、多くの方が同じように感じています。

けれど現場を見てきた立場から言うと、この「まだ大丈夫」という判断が、

数年後に一番大きな出費につながってしまうケースは少なくありません。


外壁や屋根の塗装は、家をきれいに見せるためだけのものではありません。

本来の役割は、雨や紫外線、風から建物を守る「防水の膜」としての機能です。

この膜が少しずつ弱くなっていく過程は、実はとても静かで、目立ちません。


例えば、外壁を触ったとき、手に白い粉がつくことがあります。

チョーキングと呼ばれる現象ですが、これも「すぐ困る」症状ではありません。

そのため、多くの方が見過ごしてしまいます。



小さなひび割れも同じです。髪の毛ほどの細さなら、生活に支障はありません。

ただ、問題はその先です。


塗膜が弱くなった外壁は、雨水を少しずつ内部に通すようになります。

最初は表面だけの話だったものが、下地に影響し、やがて構造部分へと広がっていきます。

屋根も同様で、防水性能が落ちた状態が続くと、

内部で劣化が進んでいても外からは分かりません。


そして数年後、「そろそろ塗装を」と点検してみると、塗るだけでは済まなくなっている。

下地補修が必要になり、場合によっては張り替えや交換が必要になる。

結果として、当初想定していたよりも工事内容が増え、費用も大きくなってしまうのです。


ここで重要なのは、放置していたからといって

特別なことが起きたわけではない、という点です。

多くの場合、家は静かに、想定通りに傷んでいきます。

だからこそ、気づいたときには「思っていたより大事だった」という状況になりやすいのです。



特に春先は、こうしたケースが表に出やすい時期です。

冬のあいだに受けた雨や霜、寒暖差の影響が、暖かくなることで見えやすくなります。

ひび割れが目立ったり、塗膜の浮きが分かったり、

コーキングの硬化に気づいたりするのも、このタイミングが多いのです。


それでも「もう少し様子を見よう」と判断する方もいます。

その気持ちも分かります。

ただ、ここで一度立ち止まって考えてみてほしいのです。

本当に「様子を見るだけで済む状態」なのか、

それとも「確認しないまま時間を過ごしているだけ」なのか。


塗装のタイミングは、築年数だけでは判断できません。

立地条件や日当たり、風雨の当たり方によって、劣化の進み方は家ごとに違います。

だからこそ、「今すぐ工事をするかどうか」よりも、

「今の状態を正しく知ること」のほうが大切になります。


実際、点検してみた結果、「今回はまだ大丈夫ですね」となるケースもあります。

それでも無駄ではありません。

なぜなら、家の状態を把握しているだけで、次に動くタイミングが分かるからです。



反対に、何も知らないまま時間が過ぎることのほうが、後々のリスクは大きくなります。

「まだ大丈夫」という感覚だけに任せてしまうと、結果的に一番高くつくことがあります。

これは、これまで多くの現場を見てきて感じる率直な実感です。


外壁や屋根の塗装は、壊れてから考える工事ではありません。

家を守るための予防として考えるものです。

もし今、少しでも気になることがあるなら、それは決断のサインではなく、

確認のサインかもしれません。

早めに知っておくことで、防げる出費もあります。



家を長く大切に使うために、まずは先延ばしにせず、

無料の定期点検などを利用してみるのがおすすめです。


杉山では、個人のお客様から法人のお客様、一般住宅から会社やビル、店舗に至るまで

屋根、壁、屋上、附属部分のお悩みやご相談を承っております。

定期点検などのご要望もお気軽にお問合せください。

 
 
 

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