塗装職人が教える“秋塗り”のメリット
- seakey23
- 10月29日
- 読了時間: 3分
こんにちは、杉山です。
いつもご愛顧いただき、ありがとうございます!
今回は、「秋塗り」についてご紹介したいと思います。
外壁塗装を検討している方にとって、
「いつ塗るのが一番いいの?」という疑問はよくあるものですが、
実は、秋は一年の中でも塗装に最も適した季節だと言われています。

外壁塗装は、塗料がしっかり乾くことが何よりも大切です。
夏は高温すぎて塗料が早く乾きすぎ、冬は低温で乾きにくい。
その点、秋は気温15〜25℃、湿度60%前後と理想的な環境が整っています。
この安定した気候によって、塗膜がムラなく密着し、
仕上がりが美しく、長持ちしやすいというメリットがあります。
また、雨の日も比較的少ないため、
スケジュール通りに工事が進みやすいのも秋ならではのメリットです。

そして、真夏の猛暑や真冬の寒風下では、
職人の作業効率がどうしても落ちてしまいます。
その点、秋は体への負担が少なく、集中して丁寧な施工ができる季節とされ
細部の塗り込みや仕上げにも手間を惜しまず取り組めるため、
品質の高い施工が期待できます。
また、秋に外壁を塗り替えれば、年末には工事が完了し、
新しい塗装で気持ちよく新年を迎えられます。
冬に入る前に外壁の防水性能が高まるため、
寒さや結露、凍結による劣化を防ぐ効果もあります。

「年内に外回りをきれいに整えたい」
「お正月をきれいな家で迎えたい」という方にとって、
秋塗りはまさにベストタイミングとされています。
塗装のタイミングを逃す一番の原因は、「見た目にはまだ大丈夫そう」と
放置してしまうことです。
見た目は大丈夫に見えても、外壁を触ると白い粉がつく「チョーキング現象」や
コーキングのひび割れなどは劣化の始まりです。
放っておくと、塗膜の防水機能が低下し、内部まで水がしみ込むこともあります。

秋の点検は、こうした初期劣化を早めに発見するチャンスです。
小さな補修で済むうちに対処すれば、費用も抑えられ、長持ちする外壁を維持できます。
塗装の仕上がり・耐久性・施工スケジュールのすべてが整う「秋塗り」は
まさにベストシーズンです。
気候が穏やかなこの時期に塗り替えをしておくことで、
冬の湿気や冷気から住まいをしっかり守ることができます。
「そろそろ外壁が色あせてきたかな」
「来年に向けてきれいにしたい」と感じたら、
まずは外壁点検から行ってみてはいかがでしょうか。
地域の気候を熟知した私たちが、最適な時期と塗装プランをご提案いたします。
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